夢の技術ドラッグデリバリー

最近では、医療費の問題が取り上げられますよね。膨大な医療費の大部分は、製薬の費用です。とくに抗ガン剤の費用は大きなものがあります。

ガンは現代病として、避けられなくなりました。死因のトップはのきなみガンです。現代社会は、ストレス、食品添加物、排ガスなど、ガンになる要因はたくさんあります。

ところで、お医者さんのなかには、患者には抗ガン剤を投与するが、もし自分がガンになったときには抗ガン剤を使わない、という人も多いようです。

抗ガン剤の限界を知っている医師自身は、そういう判断を自分でできるわけですが、患者の家族は抗ガン剤の効果とリスクについては情報が得られないわけです。

そうすると、患者の家族としては、担当医師が抗ガン剤の投与をやめると、治療自体を放棄された、見放されたと思ってしまうことも多いようです。そうすると、医師としても抗ガン剤の投与を続けざるを得ない、という状況があるでしょう。

すると、やはり抗ガン剤が医療費に大きくのしかかってきます。

抗ガン剤はガンを死滅させてはくれますが、副作用もあります。ガン細胞だけでなく、正常な細胞も攻撃してしまいます。

それだけではなく、抗ガン剤によって攻撃を受けた正常細胞がガン細胞になってしまう可能性も危惧されています。ガン自体を死滅させることができれば、副作用もなく、ガンだけを攻撃できます。

そうすれば、高額なガン治療の新薬を使わなくても、副作用なく安価に効果的に治療が可能になりますよね。

そんなことは不可能とお思いの方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、そんな夢の技術が研究されているのです。それが、ドラッグデリバリーシステムです。

ドラッグデリバリーシステムの種類はたくさんありますが、そのコンセプトは、薬を必要な患部にだけ届ける(デリバリーする)ということです。

ドラッグデリバリーの技術のひとつは、ナノテクノロジーを活用したものです。ナノとは、0.000000009メートルサイズ、という意味があります。ナノテクノロジーは、超ミクロの材料を作る最新技術です。

ナノサイズの超微粒子に薬をくっつけて、これをガン患部にデリバリーします。こうしてなるべくガン細胞付近だけを攻撃するのです。

ガン患部だけに近づけるために、磁力を使います。ナノサイズの磁石に薬をくっつけることで、こうした技術が可能になるのです。

夢の薬をつくるための研究は、最新テクノロジーと創薬技術が融合した領域になっているのです。

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