薬剤師の転職事情 余程の事がない限り転職はしない

薬剤師として調剤薬局に勤務して早10数年。思えば私もこの薬局内ではベテランとなってきた。

今までに何人もの薬剤師が入職し、そして辞めていった。

早い人だと入ってから1年もしないうちに辞める。しかしそれは決して珍しいことではない。

何人も出たり入ったりしたわけだが、私はこの薬局を辞めようと思ったことはない。

その辺りの事を踏まえ、話をしていきたいと思う。

薬剤師の業界は入れ替わりが激しい・・・と言われることがあるが・・・

「薬剤師業界は入れ替わりが激しい」

時にそのようなことが言われることがあるが、私自身はそんなに実感はしていない。

つまり離職率が高いということを言いたいと思うのだが、決してそのようなことはない。

考えられるのは2つ。

1つは、「薬剤師の約6割が女性であり、結婚や出産で離職せざるを得ない」ということ。もう1つは「転職によってスキルアップを狙う薬剤師の存在」である。

「仕事が嫌だから、職場が嫌だから」と言った理由で辞める人は案外少ないのだ。

■薬剤師の約6割が女性

薬剤師の世界は女性の割合の方が多い。そのため必然的に結婚や出産、または、パートナーの転勤などにより辞めることが多い。

そのため、離職率が高くなってしまう。

恐らく看護師辺りも同じことが言えると思う。

看護師は完全に女性社会のため、さらに薬剤師よりも仕事の内容がキツイとされるため、更に離職率が高いと予想される。

ただし、看護師の場合需要が高く、看護師の転職サイトに登録さえしておけば、すぐに新しい職場を、ある程度希望通りの条件で探し出すことができる。

■転職によってスキルアップ

薬剤師は非常に需要の高い職業と言える。

薬剤師の転職サイトを見れば分かるが、多くの求人が全国的に出ているのが分かる。多くは非公開求人と言って、条件が高いため表に条件が提示されなく、会員しか見れない状態になっているわけだが、会員以外が見れる情報だけでも、相当数ある。

そして、薬剤師の場合、転職することによって、給与の額が増えやすいという特徴がある。

どこも薬剤師が欲しい状態なので、以前の職場よりも高い給与を提示することが多いのだ。

つまり、「いくらお金がかかっても良いので人材が欲しい!」という薬局経営者は多い。

これを利用し、転職を繰り返し、給与額を上げる薬剤師がいる。